家計簿を見ている。
残高も確認している。
それなのに、気持ちが落ち着かない状態が続くことがあります。
数字は揃っているはずなのに、なぜか整理された感覚が生まれない。
この違和感は、管理が足りないから起きているとは限りません。
むしろ、数字との向き合い方そのものに原因がある場合があります。
数字があるのに安心できない理由
数字は本来、状況を把握するための道具です。
けれど、数字を見るたびに気持ちがざわつくとき、そこには別の負荷が重なっています。
例えば、今後どうなるか分からない不安。
これで足りるのかという曖昧な心配。
数字そのものよりも、その先の想像が気持ちを占めてしまう状態です。
この状態では、どれだけ正確な数字を見ても、安心にはつながりにくくなります。
数字が問題なのではなく、数字に意味を背負わせすぎていることが原因になることがあります。
整理されないのは感情の置き場がないから
気持ちが整理されないとき、多くの場合、感情の扱い場所がありません。
不安や迷いが数字の横に置かれたまま、処理されずに残ります。
数字は事実を示しますが、感情までは整理してくれません。
その役割を数字に任せすぎると、見るほどに疲れてしまいます。
本来、数字は確認するものです。
判断や感情の決着まで求めると、負担が大きくなります。
整理されない感覚は、あなたが弱いからではありません。
数字と距離を取るという考え方
整理が追いつかないときは、数字との距離を一度見直してみるのも一つの方法です。
頻繁に見すぎていないか。
意味を考えすぎていないか。
数字を見る回数を減らすだけで、気持ちが落ち着くこともあります。
把握はできている、と自分に許可を出すことも大切です。
管理を続ける目的は、安心して暮らすことです。
数字に向き合うことで消耗してしまうなら、向き合い方を緩めても構いません。
まとめ
数字を見ても気持ちが整理されない状態は、管理不足のサインではありません。
感情と数字の役割が重なりすぎているだけの場合があります。
全体の流れを眺めることで安心しやすい人は、マネーフォワード MEのように把握を目的にした形が合うこともあります。
細かく管理するよりも気持ちを軽くしたい人は、Zaimのように距離を保てる方法が助けになることもあります。
必要だと感じたときに、選択肢としてそっと置いておく。
それくらいの関わり方で十分です。

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