月末になると、残高に余裕があるのかどうか分かりにくい。引き落としが終わったと思ったら、また別の日に支払いが来る。そんな落ち着かない感覚を覚えたことはないでしょうか。
収支そのものは変わっていないのに、毎月の残額が安定しない。この原因は、使いすぎではなく、お金が動くタイミングにあることが少なくありません。
ここでは、毎月の残額を把握しやすくするための「引き落とし日の揃え方」について、考え方を整理していきます。
引き落とし日が分散すると感覚が乱れる
引き落とし日がばらばらだと、口座残高は何度も上下します。まだ余裕があると思っていたら急に減り、安心したと思ったらまた引かれる。その繰り返しが起こりやすくなります。
金額としては問題がなくても、感覚としては落ち着きません。今見ている残高が最終的なものなのか、途中経過なのかが分かりにくくなるからです。
お金の不安は、金額そのものより、先が読めないことから生まれる場合があります。動きが予測できない状態は、安心感を奪いやすくなります。
引き落とし日を揃える意味
引き落とし日を揃える目的は、管理を厳しくすることではありません。お金の動きを、まとめて把握できる状態をつくることです。
支払いが同じ時期に集中すると、引き落とし後の残高が、その月の基準になります。この時点で、今月どれくらい使えるのか、どれくらい残っているのかを判断しやすくなります。
毎月同じ流れが繰り返されることで、見通しが立ちます。予測できる動きは、気持ちを落ち着かせてくれます。
揃え方は完璧でなくていい
すべての引き落とし日を完全に揃える必要はありません。主な固定費だけでも、近い日に集めるだけで、残高の見え方は変わります。
無理に変更しようとすると、手続きが負担になることもあります。できる範囲で揃えることが、続けやすさにつながります。
大切なのは、引き落としが一段落するタイミングを、自分が把握できる状態をつくることです。それだけで、毎月の残額は安定して感じられるようになります。
まとめ
毎月の残額が安定しないと感じるとき、原因は支出額ではなく、引き落とし日のばらつきにあることがあります。
引き落とし日を揃えることで、お金の流れは予測しやすくなり、残高への不安も和らぎます。管理を増やすのではなく、流れを整える視点が役に立ちます。
家計全体の引き落とし状況や残高の動きをまとめて確認したいときには、家計の流れをざっくり把握できるマネーフォワード MEや、細かく追いすぎずに全体を眺められるZaimを、必要に応じて参考にしてみるのも一つの方法です。

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