家計を見直そうとしたとき、収入や支出の合計は分かっているのに、どこでお金が動いているのかが掴みにくい。そんな感覚を覚えたことはないでしょうか。
支出の流れが見えにくいと、不安は残りやすくなります。節約や管理を頑張っても、手応えが感じられない状態です。
ここでは、支出の流れを見えやすくするための「固定費と変動費の分け方」について、考え方を整理していきます。
固定費と変動費を分ける意味
固定費と変動費を分ける目的は、節約のためだけではありません。家計の動き方を理解しやすくすることにあります。
毎月ほぼ同じ金額が出ていくものと、月によって増減するもの。この二つを分けて見ることで、どこが安定していて、どこが揺れやすいのかが見えてきます。
合計額だけを見ていると分からなかった流れが、少しずつ立体的に感じられるようになります。
分けすぎないことで流れが見える
固定費と変動費を分ける際、細かく分類しすぎると、かえって分かりにくくなることがあります。目的は正確さではなく、把握しやすさです。
固定費は、毎月自動的に出ていく支出として大きく捉える。変動費は、暮らし方によって動く支出としてまとめて見る。このくらいの分け方でも、十分に流れは見えてきます。
分けすぎないことで、確認の負担が減り、家計を見ること自体がラクになります。
流れが見えると判断が軽くなる
支出の流れが見えるようになると、判断が変わってきます。今月の変動費が多かったのか、それとも固定費が家計を圧迫しているのかが、感覚的に分かるようになります。
この状態になると、何かを我慢する前に、どこに余地があるかを考えやすくなります。数字に振り回される感覚が減っていきます。
家計管理は、抑えることより、見えることが先です。流れが分かれば、自然と調整はしやすくなります。
まとめ
支出の流れが見えにくいとき、原因は金額ではなく分け方にあることがあります。固定費と変動費を大きく分けるだけでも、家計の輪郭ははっきりします。
分ける目的は、管理を厳しくすることではありません。把握しやすくし、安心感をつくるための工夫です。
家計の流れをまとめて確認したいときには、支出を自動で整理してくれるマネーフォワード MEや、細かく分けすぎずに全体を眺められるZaimを、必要に応じて参考にしてみるのも一つの方法です。

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