家計簿を始めようと思ったとき、最初につまずきやすいのが「項目をどう分けるか」という問題です。細かく分けたほうが正確になりそうで、つい項目を増やしてしまう。けれど、その結果、続かなくなった経験がある人も多いかもしれません。
家計簿が続かない原因は、意志の弱さではありません。多くの場合、最初の設計が、日常に合っていないだけです。
ここでは、家計簿を続けやすくするために、最初に決めておきたい「項目数」の考え方を整理していきます。
項目が多いほど負担は増える
項目を細かく分けるほど、入力のたびに考えることが増えます。この支出はどこに入れるのか、どれが正しいのか。小さな迷いが積み重なっていきます。
最初はやる気があっても、判断が多い状態は長く続きません。家計簿を開くこと自体が、少し重たく感じられるようになります。
正確さを求めすぎると、続けるための余白がなくなります。家計簿は、続いてこそ意味を持ちます。
最初は少なさが安心につながる
続いている家計簿の多くは、最初から完璧を目指していません。項目数をあえて少なくし、大きな流れだけを把握しています。
食費、日用品、その他。そんな大まかな区分でも、家計の傾向は十分に見えてきます。細かさは、必要になってから足せば問題ありません。
最初に決めるべきなのは、把握しきれる量です。安心して入力できることが、継続を支えます。
家計簿は管理より確認のために使う
家計簿を「管理する道具」と考えると、どうしても力が入りがちです。しかし本来は、今の状態を確認するためのものです。
確認するだけなら、細かすぎる項目は必要ありません。大きくズレていないかを知るだけでも、家計は整っていきます。
家計簿が続く人ほど、負担を増やさない使い方を選んでいます。続けやすさは、設計の段階で決まります。
まとめ
家計簿を続けやすくするために大切なのは、最初に決める項目数を欲張らないことです。少なさは、手抜きではありません。
把握できる範囲から始めることで、家計簿は暮らしに馴染んでいきます。細かさは、後からいくらでも調整できます。
家計の流れをシンプルに確認したいときには、全体像をまとめて見られるマネーフォワード MEや、細かく管理しすぎない選択肢としてZaimを、必要に応じて参考にしてみるのも一つの方法です。

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