月末になると、いくつもある口座の残高を確認して、頭の中で合算している。全部把握しているはずなのに、今月は余裕があったのかどうかが分かりにくい。そんな感覚を覚えたことはないでしょうか。
家計を整えようとして口座を分けたはずなのに、いつの間にか確認すること自体が負担になっている。これは珍しいことではありません。
ここでは、月末に残高を確認しやすくするための、「口座を分けすぎない」家計の考え方を整理していきます。
口座を分けるほど把握は難しくなる
口座を分けることは、目的を明確にするうえで役立つ面があります。しかし、数が増えすぎると、全体像は見えにくくなります。
それぞれの口座の意味を思い出し、残高を見比べ、頭の中で整理する。この作業が毎月必要になると、確認そのものが重たい作業になります。
把握できている感覚が持てないと、不安は残りやすくなります。問題は管理が甘いことではなく、情報が分散しすぎている点にあります。
残高を確認しやすい家計の視点
残高確認をラクにするために大切なのは、すべてを細かく分けることではありません。今どれくらい使えて、どれくらい残っているかが直感的に分かることです。
使うお金と、すぐには使わないお金。その区別が大きくついていれば、口座は多くなくても成り立ちます。
分けること自体が目的になると、管理は複雑になります。確認しやすさを基準にすると、必要な口座の数は自然と絞られていきます。
分けすぎないことで安心が生まれる
口座をまとめると、不安になる人もいます。管理が甘くなるのではないかと感じるからです。
けれど、残高を一目で確認できる状態は、むしろ安心につながります。今の立ち位置が分かることで、無理な判断を減らせます。
家計管理は、細かく分けることより、迷わず確認できることが大切です。分けすぎないことは、管理を手放すことではありません。
まとめ
月末の残高確認がしんどいとき、原因は収支ではなく、口座の分け方にあることがあります。分けすぎることで、全体像が見えにくくなっているのかもしれません。
確認しやすさを優先すると、家計は静かに整い始めます。口座の数を減らすことは、安心を減らすことではありません。
家計全体の流れをまとめて把握したいときには、複数口座を一画面で眺められるマネーフォワード MEや、細かく管理しすぎない選択肢としてZaimを、必要に応じて参考にしてみるのも一つの方法です。

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